川端康成自筆 「以文會友」 論語の原文:「曾子曰、君子以文會友、以友輔仁。」 書き下し文:曾子(そうし)曰わく、君子は文を以て友を会し、友を以て仁を輔(たす)く。 通釈:曽子が言ふやう、「君子の友だちづきあひは學問文藝が中心であり、そして友達づきあひを仁徳修養のおぎなひにする。」 檀家である河出家寄進 河田家の家業である河出書房の二代目河出孝雄、三代目朋久と川端康成は交流が深かった。河出孝雄の葬儀に川端康成は弔詞を述べたほどである。