板碑

建立年代:鎌倉時代から室町時代
寸法:地上高65.8cm
石質:閃緑岩ヵ
刻銘:正面中央やや右寄りに種子(キリーク・阿弥陀如来)が陰刻されている。
種子の下に見える陰刻は蓮華座とみられ、蓮華座の下は框座とみられる。また種子の右側にみえる陰刻も梵字の一部とみられる。
所見:上部・左部は欠損。下部は地中に埋まっており、刻銘の有無などの確認はできない。左下部に剥離がある。
本塔は、框座(簡略形)や、双式板碑を示す右側の梵字の存在から下総板碑と考えられる。
在来のものかどうかは不明であるが、現在区内唯一の板碑として貴重である。