石造燈籠 寛文八年在銘


 

寸法:総高123.2cm

石質:火袋のみ砂岩、その他は安山岩

刻銘:笠正面に「丸に一つ鱗」紋が陽刻。
竿石の正面「開山燈篭」、背面「寛文八戊申天七月廿四日」

所見:竿石が当初のもので、宝珠・笠・火袋・中台(別の燈籠の笠が入れられている)は別作による後補である。
基礎・基壇は無く、庭石の上に建てられている。
開山の別伝宗分は寛文8年(1668)7月24日示寂している。
本燈籠は開山墓の前にあったものであることがわかる。

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