花園大学歴史博物館2019年度春季企画展 大用国師200年遠諱記念 誠拙周樗―鎌倉 禅中興の祖―
花園大学歴史博物館2019年度春季企画展
大用国師200年遠諱記念 誠拙周樗―鎌倉禅中興の祖―
会期
2019年4月2日(火)~6月15日(土)
※会期中、大幅な作品の展示替を行います。
前期:4月2日(火)~5月11日(土)
後期:5月13日(月)~6月15日(土)
休館日
日曜日、4月29日(月・祝)~5月4日(土・祝)
※但し、大学行事により臨時休館する場合があります。
開館時間
10:00~16:00(土曜日は14:00まで)
会場
花園大学歴史博物館(無聖館4階)
入館料
無料
概要
本年、近世禅林の傑僧として名高い誠拙周樗(大用国師、1745~1820)の200年遠諱を迎えます。誠拙は伊予国(愛媛県)宇和島に生まれ、同地の佛海寺(宇和島市)にあった霊印不昧のもとで受業し、東輝庵(現・寳林寺、横浜市)の月舩禅慧に参じて印可を得ました。その後、円覚寺へ転じ、天明元年(1781)37歳の時、円覚寺僧堂前版職(師家)に就きました。円覚寺の再興に尽力し、その功績から中興の祖と称えられています。また、誠拙は正傳庵(鎌倉市)・佛日庵(鎌倉市)・傳宗庵(鎌倉市)・玉泉寺(横浜市)に住すほか、廣園寺(八王子市)・相国寺(京都市)・天龍寺(京都市)の僧堂をも開単しており、これらの寺院に伝来する遺墨の数々がその足跡を今日に伝えます。本展覧会では師の200年遠諱を記念し、円覚寺をはじめとする由緒寺院のほか、師の故郷である宇和島地方の禅宗寺院に伝来する遺墨を展観し、師の足跡と禅風を紹介します。
※花園大学のページ
https://www.hanazono.ac.jp/event/event/000622.html